延長メンテナンスは2030年末まで

SAP ECCのサポート延長はS/4HANA移行を後押しするのか

SAPがECCのサポート延長を発表。タイムリミットの緩和により企業のS/4HANA移行は促進するのか、それとも問題が5年先送りされるだけか。

 SAPは、多くの顧客が2025年までに「SAP ERP Central Component」(SAP ECC)から「SAP S/4HANA」に移行できないことを認めている。

 同社は「SAP Business Suite 7」のコアアプリケーションのメインストリームメンテナンスを2027年末までサポートする予定だと発表した。その後は、延長メンテナンスを2030年末までオプションで提供するという。

 SAPの共同CEOで取締役会のメンバーを兼ねるクリスチャン・クレイン氏は次のように語る。「当社の顧客は将来S/4HANAに向かう意思を示しており、当社がこのプラットフォームに長期にわたって取り組むことを期待している。S/4HANAがもたらす画期的な機会を十分生かせるように、顧客のプロジェクトのペースや複雑さを考慮していく」

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Cliff Saran
Cliff Saran

最先端の研究開発からシステム管理の課題、レガシーシステムの保守・運用まで、幅広い分野で記事を執筆。ブログ「Cliff Saran’s Enterprise blog」を更新し、激変するIT市場を独自の視点で分析している。

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