コンポーザブルインフラの登場【前編】

データセンターの非効率性を解決するコンポーザブルインフラ

構成が固定的なハードウェアでは、現在の複雑なワークロードを効率的に処理できない。そこで登場したのが異種(ヘテロジニアス)コンピューティングだったが、これも十分ではなかった。

 増え続けるデータの完全活用を目的とする高度な分析と機械学習のツールのニーズが高まっている。その結果、そうした技術に必要な演算を実現する新たな要件がITインフラに課されている。

 CIO(最高情報責任者)や企業IT部門の意思決定者にとって「ビッグデータ」という概念が重要なトピックになってから10年近くになる。だが多くの企業は、手持ちのデータを完全活用して洞察によって駆動する適切な戦略の導入に依然苦戦している。

 モノのインターネット(IoT)などの組み込みシステムが生み出すデータやセンサーから得るデータ、企業システムのトランザクションデータ、ソーシャルメディアやWebサイトのデータなど、データのソースは非常に多様になっている。そのため、企業のワークロードは構造化データセットとトランザクション処理を中心とする従来型ワークロードの枠を超えて進化し、人工知能(AI)などの分析技法を取り入れ始めている。

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