「SASE」を解剖する【前編】

新たな製品「SASE」はどのような機能で構成されているのか?

クラウドサービスの普及など、ITの変化がもたらす課題の解決策となり得るのが「SASE」だ。ネットワークやセキュリティに関する複数の機能で構成されるSASE。その主要な構成要素を解説する。

 クラウドサービスの利用が急速に拡大している。複数のユーザー企業でインフラを共有する「パブリッククラウド」、特定のユーザー企業がインフラを専有する「プライベートクラウド」、その両者を組み合わせた「ハイブリッドクラウド」、複数のクラウドサービスを組み合わせた「マルチクラウド」など、クラウドサービスの種類や利用の仕方はさまざまだ。

 こうした中、昔ながらのオンプレミスのデータセンターをネットワークの中心に据える構造が大きな障害となっている。こうした状況に対処するため、調査会社Gartnerは新しい製品分野「Secure Access Service Edge」(SASE:「サシー」と発音)を提案した。SASEはネットワークとセキュリティに関する複数の製品・サービスの機能を集約した製品分野だ。

「SASE」の構成要素

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