「BaaS」の利点と課題【後編】

クラウドバックアップ「BaaS」選びを失敗させる“あの問題”とは

「BaaS」はバックアップのコストや作業負荷を軽減してくれる。だが選び方によっては想定外の問題に直面する可能性がある。BaaSの選定時に注意すべき点とは。

 IaaS(Infrastructure as a Service)やPaaS(Platform as a Service)といったクラウドサービスに業務システムを移行する動きが拡大している。「クラウドサービスはデータのバックアップ手段が自動的にバンドルされていると考えがちだ」と、コンサルティング企業EisnerAmperのラーフル・マハナ氏は述べる。

 あらゆるクラウドサービスに、十分なバックアップ機能が付いているわけではない。クラウドサービスに対する誤解は大惨事につながりかねない。「ベンダーが用意している契約条件を細部まで読み、ユーザー企業自らがリスクに対処することが重要になる」とマハナ氏は助言する。バックアップ機能の不足を補う手段として役立つのが、バックアップをサービスとして利用する「BaaS」(Backup as a Service)だ。導入や運用の負荷を抑えてバックアップを導入できるBaaS。ただし利用や選定の際には、注意すべき問題が幾つかある。

BaaS選びで見落としてはいけない問題

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