「Commvault」と「Veeam」の違いとは? 2大バックアップ製品を比較「Commvault」と「Veeam」を徹底比較【後編】

Commvault SystemsとVeeam Softwareのバックアップ/リカバリー製品は、何が異なるのだろうか。4つの視点で比較する。

2020年06月11日 05時00分 公開
[Brien PoseyTechTarget]

関連キーワード

バックアップ | データ | リストア


 企業向けのバックアップ/リカバリー製品を提供する代表的なベンダーがCommvault SystemsとVeeam Softwareの2社だ。それぞれが販売する「Commvault Complete Backup & Recovery」と「Veeam Availability Suite」を中心に、2社のバックアップ/リカバリー製品を比較してみよう。

比較ポイント1.ベンダー戦略

 Commvaultは小規模企業向けに特化した製品は用意しておらず、大規模企業やクラウドベンダーを重視しているように映る。これに対してVeeamは、さまざまな業態をターゲットにしてバックアップ/リカバリー製品を提供しているようだ。

 Veeamは、小規模、中規模、大規模企業を相手に製品を提供している他、個人利用向けに設計した無償製品も用意している。

比較ポイント2.バックアップ対象

会員登録(無料)が必要です

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

新着ホワイトペーパー

製品資料 arcserve Japan合同会社

「止められない」システムを守る、バックアップとHAクラスタリングの併用術

ランサムウェアが猛威を振るう中、バックアップの重要性に注目が集まっている。迅速な復旧を目指す場合、バックアップとHAクラスタリングの併用が求められるが、問題は両者の相性だ。ここでは「Arcserve Backup」との相性を検証した。

製品資料 レッドハット株式会社

仮想マシンとコンテナが混在する環境で、運用を合理化するための方法とは?

仮想マシンは長年ITインフラの中核を担ってきたが、クラウド時代を迎えてコンテナ技術が台頭し、これに取って代わろうとしている。この過渡期において、仮想マシンとコンテナが混在する環境の運用を合理化するための方法を探る。

製品資料 ServiceNow Japan合同会社

掛け声だけの「デジタルファースト」にしないための3つのアプローチ

デジタルファーストの世界が到来し、技術的なニーズが高まる一方、ITサービスとIT運用がサイロ化し、イノベーションの妨げになっているケースは少なくない。この問題を解消するための「3つのアプローチ」とは?

製品資料 ServiceNow Japan合同会社

ITサービスデリバリーとIT運用の“理想的な関係”とは?

世界的な混乱によりビジネス環境が厳しさを増す中、企業が生き残るにはレジリエンスと事前対応力が重要になる。ITサービスと運用においても見直しが求められ、生成AIや自動化による組織運営の効率化が必要とされている。

製品資料 フリー株式会社

情報システム部門の負担を軽減、SaaSのアカウント管理を効率的に行う方法とは?

近年、SaaS利用が加速する中、「誰がどのサービスを使っているのか不明」「退職者のアカウントが残っている」といった管理上の問題が顕在化している。そこで本資料では、SaaSのアカウント管理を効率的に行う方法を紹介する。

From Informa TechTarget

いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは

いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。

ITmedia マーケティング新着記事

news023.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...

news025.png

「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。

news014.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。