DevOpsチームが取り組むテレワーク【後編】

「Slackを常にアクティブにせよ」はNG? DevOpsチームの在宅勤務ガイド

新型コロナウイルス感染症によるテレワーク導入の波はDevOpsチームにも迫っている。従来対面での定期的な話し合いを前提としてきたDevOpsチームがテレワークを乗り切るにはどうすればよいのか。専門家に聞いた。

 中編「在宅勤務がDevOpsチームの『業務の属人化解消』の“特効薬”になる?」は、アプリケーション開発とITインフラ運用を統合的に実施する「DevOps」チームが、在宅勤務などのテレワークで業務を進める際の6つのヒントのうち、3つを紹介した。後編では残る3つを取り上げる。

  1. コミュニケーションツールを統一する(中編で紹介)
  2. 業務の属人化を避ける(中編で紹介)
  3. 作業を可視化し業務量を測定可能にする(中編で紹介)
  4. 品質を重視する
  5. 従業員を細かく管理しない(会員限定)
  6. 後回しにしているプロジェクトを進める(会員限定)

4.品質を重視する

 コンサルティング企業McKinsey & Companyが発表したレポートによると、テレワークによって業務の品質が低下する恐れがある。物理的に同じ場所で働いている従業員が40%のチームと100%のチームを比べると、後者のチームの方がミスの発生率が50%少なかったという。このことから、同社は「同じ場所で働くことが、品質向上につながる可能性がある」と説明する。

 テレワークを実施するDevOpsチームは、業務量を測定可能な細かい作業を積み上げ、自動化ツールで業務を最適化することに注力するとよいだろう。「さまざまな場所に分散して働くチームは、仕事を終えるのは早いが、分散した成果物を統合する際に品質の問題が起きる」と、調査会社Forrester Researchでアナリストを務めるチャールズ・ベッツ氏は説明する。「運用前の自動テストを強化する必要がある」とベッツ氏は語る。

5.従業員を細かく管理しない

 チームの体制や管理、従業員の日課は、通常であれば生産性の鍵になる。だが非常時はそうではない。恐怖、混乱、不透明さが広がり、家庭での責任に変化が起きているときに、DevOpsチームの管理責任者が細かい点まで統制を追求することは思慮に欠ける。

“Slackで常時アクティブ”を求めることは「本質を見失っている」

印刷する
SNSでシェア

TechTarget発 先取りITトレンド

米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。

この連載の記事をもっと見る

この記事の著者

関連記事

こんなメディアも見られています

TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。

無料会員登録
最新情報をいち早くチェック!

製品カタログや技術資料、導入事例など、IT導入の課題解決に役立つ資料を簡単に入手できます(メディアごとに文章は変更)

いますぐ無料会員登録

ベンダーコンテンツ PR

From Informa TechTarget

アクセスランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

ホワイトペーパーランキング PR

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

TechTargetジャパン SNS

X @techtarget_itmをフォロー

インフォメーション

TechTargetジャパンをフォロー