クラウドサービスを使った災害対策

「DRaaS」「クラウドDR」の基本的な違いとは? 2大DR手段を比較

「DRaaS」と「クラウドDR」はDR(ディザスタリカバリー)を実現するという最終的な目標は同じだが、それぞれ異なる長所と短所がある。両者は何が違うのか。

 主要なバックアップベンダーは、クラウドサービスを使ったDR(ディザスタリカバリー)サービスを何らかの形で提供している。DRを実現する手段である「クラウドDR」と「DRaaS」(Disaster Recovery as a Service)は、クラウドサービスを使う点で同じだが、両者には大きな違いがある。

 クラウドサービスの普及によって災害時の事業継続の方法が変わった。以前はミッションクリティカルなシステムを立地の異なるデータセンターで冗長化し、フェイルオーバー(予備のシステムに自動的に切り替えること)させるインフラを構築していた。この方法でも事業継続の観点では問題はないが、コストが高くつく。そのためクラウドサービスが普及する前は、DRを実現できる企業は大企業が中心だった。

 クラウドサービスが登場したことでDRははるかに実現しやすくなった。クラウドサービスを使ったDRを検討する際は、クラウドDRとDRaaSの違いを明確に把握しておくべきだ。

クラウドDRとは

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