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予想的セキュリティの可能性と実現への壁

AI(人工知能)は、予測的なセキュリティ対策や自動対応を実現できるといわれる。そうした見方がどの程度正確なのかを検証する。

 かつて、セキュリティ専門家がパケットのキャプチャーやログ分析を通じて不正侵入の発見や診断を試みていた時代があった。だが、未知のサイバー侵入を見つけ出すことは、干し草の山の中に散らばった針ほどの大きさの未知の物体を探そうとするようなものだと言った方が正確だ。

 現代のシステムは、参照して分析すべきイベント数が毎秒8000~1万件、1日当たりでは10億件近くに達することもある。そうしたイベントの分析によって潜在的な攻撃を洗い出すためには、自動化が欠かせない。アラートを見たアナリストが、事態を掘り下げて把握できるようにその結果を視覚化し、アラートを理解して対策を立てられるようにする必要もある。

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