「CloudEndure Disaster Recovery」「Azure Site Recovery」を比較する【中編】

AWS「CloudEndure」と「Azure Site Recovery」 2大DRaaSの似た機能、違う機能

AWSとMicrosoftはそれぞれ、災害対策用のインフラをクラウドサービスに構築できる「DRaaS」を提供している。それぞれのDRaaSはどのような機能があるのか。

 Amazon Web Services(AWS)やMicrosoftなどのクラウドベンダーは、DR(災害対策)に必要な機能をまとめたクラウドサービス「DRaaS」(Disaster Recovery as a Service)を提供している。AWSの「CloudEndure Disaster Recovery」(CloudEndure)や、Microsoftの「Azure Site Recovery」などのDRaaSを利用することで、ユーザー企業は自社の災害対策を容易にすることができる。

 前編「AWSのCloudEndure Disaster RecoveryとAzure Site Recoveryの用途、構造の違い」に続き、CloudEndureとAzure Site Recoveryの主要な機能を説明する。

CloudEndureの主な機能

 CloudEndureは、本番用のマシンからステージング領域に、ブロック単位の非同期レプリケーション(複製)を実施する。ステージング領域は、低コストの予備のマシンとして機能する。災害発生時、クラウドサービスに用意したレプリカに切り替えるフェイルオーバーを実行する場合は、この予備マシンから仮想マシン(VM)を起動する。本番用のマシンを停止することなく、DRリソースをテストすることも可能だ。

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