メインフレームからクラウドへ【前編】

「メインフレーム」のアプリケーションをクラウドサービスで動かす3つの選択肢

メインフレームで稼働するアプリケーションをクラウドサービスに移行させるには、どのような方法があるのか。3つの方法を説明する。

 アプリケーションの拡張やモダナイゼーション(最新化)に伴ってインフラの移行を検討する際、移行先のインフラとして有力な選択肢となるのがクラウドサービスだ。ただしクラウドサービスへの移行が困難なアプリケーションもある。その代表例がメインフレームで稼働するアプリケーション(以下、メインフレームアプリケーション)だ。

 ハードウェア構成やOSの条件が適合しないといった理由で、メインフレームアプリケーションのクラウドサービス移行が難しくなることがある。移行にはどのような方法があるのか。現実的な方法を説明する。

 メインフレームアプリケーションのクラウドサービス移行を検討するときはまず、ソースコードを保持しているのか、それともソースコードをコンパイラで変換したオブジェクトコードしかないのかを確認する。ソースコードはIT担当者が書き直せる一方、オブジェクトコードは書き直しが容易ではない。例えば「Windows」「UNIX」「Linux」といったオープン系OS以外の、一般的にクラウドサービスでホストできないOSでメインフレームアプリケーションを実行している場合、ソースコードがなければ移行は不可能に近い。こうしたメインフレームアプリケーションをクラウドサービスに移行する場合は、3つの選択肢がある。

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