スマート化するRPA【後編】

RPAとAIを連携させても失敗する、“RPAの潜在的なリスク”に注意

RPAとAIを連携させることにより、インテリジェントに意思決定するシステムを構築できる。自ら学習し、改善するシステムの可能性も開ける。だが、RPAにはあるリスクが内在する。

 前編(RPAが人間よりも決定的に優れている理由)では、RPAが人間よりも優れている点に注目した。

 後編では、RPAの限界と次世代RPA、そしてRPAの潜在的なリスクについて解説する。

RPAの限界

 RPAは効率が良く、効果が高い。だが限界もある。RPAはルールベースの決定論的システムだ。独自に意思決定することはできない。意思決定するにはAIとの連携が必要だ。

 RPAのメリットの一つは、データやアプリケーションに依存しないことだ。そのため、人間のオペレーターだけでなくAIツールとも連携できる。

 「ロボットがいったん稼働すれば、それは決定論に従って動作する。同じ自動処理を何度も繰り返す」とSAPのシュローテル氏は話す。

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