コンピュテーショナルストレージ製品ガイド【前編】

「UbuntuやAzure IoT Edgeが動く」コンピュテーショナルストレージ

CPUを搭載し、ある程度の処理を自身で完結させる「コンピュテーショナルストレージ」。ついにOSが起動する製品が登場した。どのようなユースケースがあるのか。

 コンピュテーショナルストレージの開発を促す要因の一つがデータだ。もっと正確に言えば、処理しなければならないデータ量が増え続けていることだ。増え続けるデータから洞察を得るため、データサイエンス、データ分析、機械学習が注目されている。これらはデータを集中的に扱うため、I/O速度による制約や遅延の影響を受けやすい。ギガバイト~テラバイト単位のデータをメモリに出し入れするよりも、そのデータの格納場所のできるだけ近くで処理する方が理にかなっている。

 コンピュテーショナルストレージ製品を開発している企業はさまざまなアプローチでこのアーキテクチャに取り組んでいる。プロセッサをドライブに組み込む製品もあれば、PCIeスロットに差し込み、NVMeを介して既存のデータストアにアクセスするアクセラレーターもある。

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