「Windows」「macOS」セキュリティ比較【前編】

「『Mac』は『Windows』より安全」説はこうして生まれた

「Windows」搭載PCよりも「Mac」の方が安全だという“Mac安全神話”は、なぜ生まれたのか。両者の歴史を振り返りながら、その誕生の背景を探る。

 「macOS」は「Windows」より安全だ――。そうした“安全神話”はもう崩れており、そもそも存在しなかった可能性すらある。どちらのOSも攻撃の的にされ、それぞれ「セキュリティの長所も短所もある」との認識が広まってきたからだ。結局のところ、セキュリティの確保はOSではなく、ユーザーの行動次第で成否が決まる。

デスクトップを狙う「2大脅威」とは?

 デスクトップOSを狙う2大脅威といわれるのが「マルウェア」と「ソーシャルエンジニアリング」による攻撃だ。どちらもWindowsとmacOSの両方を標的にしており、macOSを搭載するAppleのクライアントデバイス「Mac」ユーザーも決して手をこまねいてはいけない。

 マルウェアとは、デバイスを感染させるためのプログラムやファイルの総称だ。標的のPCに入り込んだ後、パスワードやクレジットカード番号を盗んだり、ユーザーの行動を監視したりすることを狙う。システム全体の障害を引き起こすマルウェアもある。

 ソーシャルエンジニアリングとは、人をだまして不正侵入のためのIDやパスワードを獲得するなど、人の物理的・心理的な隙を突く行為を指す。例えば攻撃者が技術サポートエンジニアになりすましてユーザーから機密情報を引き出すのが、ソーシャルエンジニアリングのよくある手口だ。

“Mac安全神話”はこうして生まれた Windows対Macに見るセキュリティの歴史

印刷する
SNSでシェア

TechTarget発 先取りITトレンド

米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。

この連載の記事をもっと見る

この記事の著者

関連記事

こんなメディアも見られています

TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。

無料会員登録
最新情報をいち早くチェック!

製品カタログや技術資料、導入事例など、IT導入の課題解決に役立つ資料を簡単に入手できます(メディアごとに文章は変更)

いますぐ無料会員登録

ベンダーコンテンツ PR

From Informa TechTarget

アクセスランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

ホワイトペーパーランキング PR

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

TechTargetジャパン SNS

X @techtarget_itmをフォロー

インフォメーション

TechTargetジャパンをフォロー