2021年07月24日 12時00分 公開
特集/連載

「Java」が「Windows」でも「macOS」でも動く“歴史的理由”と“技術的理由”「Green Project」から始まった歴史を振り返る

「Java」プログラムはOSに関係なく動作する。開発元のSun Microsystemsは何を意図して、Javaをこうした設計のプログラミング言語にしたのか。その理由と仕組みを解説する。

[Cameron McKenzie,TechTarget]

関連キーワード

Java | プログラミング


 プログラミング言語および開発・実行環境「Java」のプログラムは、なぜどのOSでも実行できるのか。その問いをさらに分類すると、次の2つに分けることができる。

  1. 開発元のSun Microsystemsは、なぜJavaを「クロスプラットフォーム」(OS非依存)にしたのか
  2. Javaはどのようにクロスプラットフォームを実現しているのか

 以下で、この2つの問いに対する答えを見ていこう。

 まずJavaがクロスプラットフォームになった歴史を説明する。1990年代、Sunはコンピュータ市場の大手ベンダーだった。Sunは事業を拡大させ、

  • Trancept Systems
  • Praxsys Technologies
  • Cray Business Systems Division(Silicon Graphicsの一部門)

など複数の競合を買収した。Sunは多種多様なコンピュータアーキテクチャを取得した結果、さまざまなOSでさまざまな動作をするさまざまなプログラミング言語を扱うことになった。その後Sun自体も2010年にOracleに買収された。

なぜSunはJavaをWindowsでもmacOSでも動くようにしたのか

ITmedia マーケティング新着記事

news013.jpg

営業の「あるある課題」に挑むインサイドセールス3つの機能
売り上げ1000億円以上のエンタープライズクラスの企業に向けてもインサイドセールスは効...

news175.jpg

ネトフリ「広告付きプラン」は誰得? 業界関係者の反応は……
広告モデルへの一部移行がうわさされるNetflix。新たなプランが増えることで視聴者と広告...

news034.jpg

変革ビジョンはなぜ形骸化してしまうのか?――調査が明かした経営層と現場の社員のギャップ
掛け声ばかり勇ましくて実際の取組みは遅々として進まない――。DXに関して同じ悩みを抱...