「Windows 365」の2021年登場は“必然”? 専門家が「タイムリー」と評する訳「Windows 365」先取りチェック【後編】

Microsoftはなぜ今、新たなDaaS「Windows 365」を提供するのか。その背景には、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行に伴う“ある変化”があると専門家はみる。

2021年07月23日 12時00分 公開
[Mike GleasonTechTarget]

 Microsoftは、IT担当者が少なく仮想化製品の導入経験がほとんどない企業向けに、新しい「DaaS」(Desktop as a Service)の「Windows 365」を設計した。Windows 365は「複雑なシステム構築や運用の負荷なしに、『VDI』(仮想デスクトップインフラ)と同様のスケーラビリティとセキュリティを確保できる」と、調査会社Forrester Researchのアナリスト、アンドリュー・ヒューイット氏は説明する。

 Windows 365はデバイス管理ツールの「Microsoft Endpoint Manager」を組み込んでいる。物理デバイスのセキュリティ保護と管理にMicrosoft Endpoint Managerを使用している企業は、Windows 365でも同様の管理ができる。

Windows 365の登場が「タイムリー」な“あの理由”

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