MicrosoftのDaaS「Windows Virtual Desktop」(WVD)の特徴は何なのか。同社の「Remote Desktop Services」とは何が違うのか。主要な点に絞って説明する。
VDI(仮想デスクトップインフラ)は、仮想デスクトップを配布するための技術として広く浸透している。ユーザー企業がオンプレミスのデータセンターにVDIを構築する場合、ハイパーバイザーやストレージなどのインフラ製品を自ら調達する必要がある。関連するソフトウェアのライセンスが複雑になりがちな点も課題だ。DaaS(サービスとしてのデスクトップ)は、オンプレミスVDIのこうした難点を解消したクラウドサービスだ。
前編「いまさら聞けない『Remote Desktop Services』の基礎 普通のVDIとの違いは?」に続く本稿は、MicrosoftのDaaS「Windows Virtual Desktop」(WVD)の特徴を紹介した上で、前編で説明した同社のリモートアクセス手段「Remote Desktop Services」(RDS:リモートデスクトップサービス)とWVDの違いを説明する。
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いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
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