MicrosoftのDaaS「Windows Virtual Desktop」(WVD)の特徴は何なのか。同社の「Remote Desktop Services」とは何が違うのか。主要な点に絞って説明する。
VDI(仮想デスクトップインフラ)は、仮想デスクトップを配布するための技術として広く浸透している。ユーザー企業がオンプレミスのデータセンターにVDIを構築する場合、ハイパーバイザーやストレージなどのインフラ製品を自ら調達する必要がある。関連するソフトウェアのライセンスが複雑になりがちな点も課題だ。DaaS(サービスとしてのデスクトップ)は、オンプレミスVDIのこうした難点を解消したクラウドサービスだ。
前編「いまさら聞けない『Remote Desktop Services』の基礎 普通のVDIとの違いは?」に続く本稿は、MicrosoftのDaaS「Windows Virtual Desktop」(WVD)の特徴を紹介した上で、前編で説明した同社のリモートアクセス手段「Remote Desktop Services」(RDS:リモートデスクトップサービス)とWVDの違いを説明する。
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仮想デスクトップは、快適なデジタルワークスペースを提供する手段として活用されているが、Web会議や動画などの利用により、動作の遅延や操作性の悪化が課題になっている。そこで注目したいのがGPU-VDIを活用した仮想デスクトップだ。
Broadcomによる買収後、VMware離れの動きが進んでいる。AWSやRed Hatなどの競合ベンダーは“ポストVMware”の受け皿としてどのような施策を打ち出しているのか。仮想インフラ再編の行方を考察する。
Windows Server 2025では、Hyper-Vの利便性が大幅に強化された上に、リソースの拡張性や高可用性の機能に加えてGPUパーティショニング機能も標準搭載している。本資料では、GPUパーティショニング機能の概要や設定方法を解説する。
従来型の仮想化プラットフォームへの過度な依存が原因で、柔軟性の低下や、モダナイゼーションの停滞といった問題に悩んでいた米国の国防総省。そこで採用されたのが、コンテナとVMを1つのクラスタ上で実行できる統合プラットフォームだ。
これまで仮想化技術は、システム運用の効率化やコストの最適化などさまざまなメリットをもたらしてきた。しかし現在、仮想化基盤は拡張性やアジリティなどのメリットを享受するためにクラウドシフトが求められている。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
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