「VM」のコストを算出する方法【第2回】

仮想マシン(VM)コストを左右する「メモリ」「プロセッサ」使用量の計算方法

VMの稼働にかかるコストを見積もるには、適切な方法で計算する必要がある。コストに大きく影響する要素が、VMの稼働に利用する物理サーバのリソース量だ。その計算方法を説明する。

 第1回「仮想マシン(VM)の『固定費』『変動費』とは? 総コスト見積もりの第一歩」は、データセンターの物理ハードウェアとソフトウェアの導入や運用にかかる総コストを計算した。次はこのインフラで仮想マシン(VM)を動かすために利用できるストレージ容量を決めなければならない。第1回で例に挙げた10台の物理サーバと1台のストレージアレイを備える条件だと、ストレージアレイが最大512TBのストレージ容量を提供することは既に分かっている。

 加えて実効サーバ数も把握する必要がある。実効サーバ数は、物理サーバの総数から冗長サーバの台数を減算させた数になる。冗長化していない物理サーバが10台あるのなら、使用可能な物理サーバ総数は10台だ。例えばワークロード(アプリケーション)のレジリエンシー(回復力)を高めるために、3台を冗長サーバとして利用するとしたら、実効サーバ数は7台になる。

表で解説 VM稼働に必要なメモリとプロセッサを見積もる方法

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