ヘッドレスコマース vs. 従来型コマース【前編】

D2Cの時代にECサイト構築が「ヘッドレス」であるべき理由

顧客接点となるフロントシステムと、カートや顧客管理などバックエンドバックエンドのシステムを分離させる「ヘッドレスコマース」と呼ばれる考え方が一般的になりつつある。これを採用するメリットとは。

 大企業のEC(Eコマース:電子商取引)サイト構築においては、顧客接点となるフロントシステムと、カートや顧客管理などバックエンドバックエンドのシステムを分離させる「ヘッドレスコマース」と呼ばれる考え方を採用する動きが活発化している。Webサイトやモバイルアプリケーション、各種SNS(ソーシャルネットワーキングサイト)など多岐にわたるUI(ユーザーインタフェース)をモジュールに分割して、各モジュールをマーケティング担当者が更新できるようにしているのだ。

 中小企業でも、WordPress Foundationの「WordPress」などのシンプルなツールと組み合わせれば、ヘッドレスコマースを利用できる。かつてのヘッドレスコマースは、開発者が大企業から資金援助を受ける専門分野の一つだった。だが、今やそうではなくなった。新興ブランド企業がD2C(オンラインによる直販)モデルを取り入れ、他とは一線を画す独特のデジタル体験を生み出しているためだ。

「ヘッドレス」は大企業にも中小企業にもメリット

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