コンテナネットワークの基礎知識【第10回】

「EKS」「AKS」「GKE」のコンテナ理解に役立つVPCやVNetの通信とは?

「AWS」「Azure」「GCP」などのクラウドサービスは、「Kubernetes」のコンテナ間通信を実現する独自のサービスを提供しています。それぞれのネットワークを用意する際に知っておくべきポイントを紹介します。

 第9回「『Kubernetes』を使うなら、まず知っておきたい『Flannel』と『Calico』の通信」は、「Pod」(コンテナの集合体)同士の通信を実現する仕組みとして、オープンソースのCNI(Container Networking Interface)プラグインを紹介しました。コンテナオーケストレーター「Kubernetes」はクラウドサービスで利用することも一般的になっています。今回はクラウドサービスにおけるKubernetesのネットワークの仕組みを紹介します。

クラウドサービスのKubernetesネットワーク

 「Microsoft Azure」(以下、Azure)や「Amazon Web Services」(以下、AWS)、「Google Cloud Platform」(以下、GCP)などのクラウドサービスには、それぞれ独自のKubernetesサービスがあります。いずれもKubernetesクラスタを管理するコントロールプレーン(マスター)をサービスとして提供しています。利用者はこのコントロールプレーンに対してコンピュートサービスとして提供される仮想マシン(インスタンス)を「ノード」として登録し、Kubernetesクラスタとして利用できます。

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