「ホログラフィックデータストレージ」の挫折と未来【中編】

データを“立体保存”するストレージ「HDS」への期待 その新しい原理とは

ホログラフィックデータストレージ(HDS)は、一度書き込んだデータを変更できないWORMが基本だった。だがMicrosoftが手掛けるHDSは昔の研究とは方向性が異なる。何が変わったのか。

 記録媒体にデータを立体的に記録する「ホログラフィックデータストレージ」(HDS)。前編「HDDとSSDの限界を超える『HDS』の大ブームは来るのか」はHDSの過去の歩みと、将来への期待を紹介した。なぜHDSに期待がかかるのか。中編ではその仕組みをひも解いてみよう。

 MicrosoftはHDSの実用化に向けて、研究プロジェクト「Project HSD: Holographic Storage Device for the Cloud」(以下、Project HSD)を立ち上げた。このプロジェクトが目指すのは、HDSによるクラウドサービスを実現することだ。そのHDSは、書き込んだデータの変更ができない過去のHDSの方向性とは異なる。

期待がかかる“新”HDSの仕組み

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Robert Sheldon
Robert Sheldon

テクニカルコンサルタントを務め、フリーランスのテクノロジーライターとしても活動している。「Windows」やデータベース、ビジネスインテリジェンス(BI)を主なテーマとして、書籍や記事、研修教材の豊富な執筆経験を持つ。

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