転職者は不安でいっぱい

リモート入社時研修が労使双方に与える苦悩 大量退職を避けるには?

時節柄、入社時研修もリモートで実施されるようになり、新入社員や中途採用者は困難な状況に立たされている。これは人事担当者にとっても同じだ。両者が抱える課題、「大量退職」を生まない対策とは何か。

 Microsoftと大手調査会社YouGovは、英国の労働者2046人と人事部門の意思決定者504人を対象にオンライン調査を実施(2021年10月7日~15日)した。調査の目的は、現在の働き方の慣行や文化、特にハイブリッドな働き方における新入社員や中途採用者の入社時研修の有効性を探ることだ。

 この調査は、英国国家統計局(ONS)の最新データがきっかけになっている。そのデータによると、退職数と転職数が過去20年間で最高レベルに達している。MicrosoftとYouGovによる調査資料は、この状況を「大量退職」と表現している。多くの労働者がワークライフバランスを見直すにつれ、職務や会社を変えるようになっている。

 重要なのは、多くの労働者が柔軟性の高い新たな仕事を求めている一方で、コロナ禍のさなかに入社時研修を受けるという現実が課題を生み出していることだ。

コロナ禍での入社時研修は課題満載

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