クラウドユーザーのための「ログ管理」5大ベストプラクティス【前編】

クラウドログ管理の前に「なぜログを管理するのか」を熟考すべし

IT担当者はログを一元管理することで、システム監視を強化し、トラブルシューティングの速度を向上できる可能性がある。クラウドサービスのユーザー企業がログ管理を成功させるためのベストプラクティスを紹介する。

 企業はクラウドサービスをはじめ、さまざまなシステムを利用している。複数の拠点に分散されたそれぞれのシステムからログを収集して分析するログ管理作業は、IT担当者の仕事を複雑にする。

 ログを保管するデータベースやストレージの形式はさまざまで、それぞれアクセスの方法が異なる。そうした複雑さが原因となり、システムに生じた問題の診断やシステム構成の検討などの用途に、効果的にログを利用するのが難しくなっている。

 クラウドサービスで稼働させているアプリケーションの構成要素や依存関係を可視化するためには、ログを一元管理することが必要だ。本連載は、クラウドサービスのユーザー企業がログ管理に取り組む際のベストプラクティスを5つ説明する。前編はそのうち1つ目と2つ目を紹介しよう。

1.ログ管理でそもそも何がしたいのかを整理する

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