CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)とは何か【第2回】

Web黎明期からあった「CDN」に企業が最近になって注目する理由

CDNは1990年代に登場して以来、Webの進化に合わせて変わってきた。Webコンテンツの多様化、クラウドサービスの拡大などが背景にある。CDNの変遷と最新機能を紹介する。

 「コンテンツデリバリーネットワーク」(CDN)がWebの変遷に応じてその役割を拡大してきたことは意外と知られていない。CDNの基本は、高速のデータ伝送と低遅延化によってコンテンツ配信に要する時間を短縮し、エンドユーザーの顧客体験を向上させることにある。CDNが目指すこの根本は以前と変わらないが、機能は一段と多彩になっている。

 CDNの目的を説明した第1回「いまさら聞けない『CDN』 高速コンテンツ配信のメリットと使わないリスク」に続き、本稿はCDNがWebの進化に応じてどのように変わってきたのか、歴史と2022年現在を紹介する。

1990年代のCDNと、多機能に進化したCDN

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