CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)とは何か【第4回】

動画配信に欠かせない「CDN」が近年提供する意外な機能

企業がCDNを使う理由として、まずユーザー体験の向上を挙げることができる。機能が多様化する中、CDNのメリットはそれにとどまらなくなってきた。CDNについて他に何を知っておくべきなのか。

 2010年代後半から「コンテンツデリバリーネットワーク」(CDN)の利用が急速に拡大した。動画がWebサイトの素材やビジネスツールとして使われることが一般的になったことや、クラウドサービスの利用拡大のトレンドがあり、それが企業のCDN利用を広げる結果になった。CDNの中には、コンテンツ配信だけではなく、データ保管用のストレージなどクラウドサービスに競合する機能を併せて提供するサービスも出ている。

 CDNの仕組みについては第3回「Webコンテンツを『CDN』がサクサク高速配信する仕組み」で紹介した。CDNを使うメリットは単にコンテンツ配信を高速にするだけではない。CDNの多機能化とともに企業が期待できるメリットが広がっている。

ユーザー体験の他、CDNに期待できる利点

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