データセンターの省エネ対策【後編】

サーバを“狙い撃ち”で冷やす「局所冷却」「液浸冷却」とは? 冷却の新常識

データセンターの電力消費を抑制する上で欠かせないのがサーバ冷却の効率化だ。空気の通り道を整備すること、HPCなど高電力のサーバを集中的に冷却することなど、さまざまな手法がある。主要な手法を整理しよう。

 データセンターのIT機器がいかに効率良く電力を使用できているのかを測る指標として、一般的に使われているPUE(Power Usage Effectiveness:電力使用効率)。このPUEを最小の1.0(IT機器が全消費電力量を占める状態)に近づけるには、空調機器や共用設備などIT機器以外が占める消費電力量の比率を下げる必要がある。データセンターの設計や構築、保守などを手掛けるNTTファシリティーズは「特に空調によるサーバ冷却の効率を高めることが重要だ」と指摘する。

 空調による冷却は、サーバなどIT機器の安定稼働に欠かせない。IT機器の温度が上昇し過ぎるとシステム停止に陥るリスクがあるからだ。そのため電力消費を抑制しつつも、適切な冷却が求められる。昨今はHPC(ハイパフォーマンスコンピューティング:高性能計算)など、プロセッサのリソースを大量消費するシステムを導入する企業もある。その場合はサーバラック1台当たりの電力量と発熱量が増大する可能性があるため、より効果的にサーバを冷却しなければならない。どうすればよいのか。

サーバを効率的に冷やす“あの方法” 具体的には?

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データセンターの省エネ対策

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