「Windows 11」のセーフモードとその使い方【第4回】
Windows 11“なぜか使えない”を解消する「セーフモード」の簡単な使い方
「Windows 11」が正常に動作しなくなった場合、その原因究明や問題解決に役立つのが「セーフモード」だ。トラブル発生時に迅速にセーフモードを利用できるように、その使い方を覚えておこう。
MicrosoftのクライアントOS「Windows 11」には、トラブルシューティングに役立つPC診断ツール「セーフモード」がある。セーフモードを利用するには、どうすればよいのか。その利用手順を簡潔に説明する。
Windows 11で「セーフモード」を使う簡単な方法
併せて読みたいお薦め記事
連載:「Windows 11」のセーフモードとその使い方
- 第1回:Windows 11“なぜか使えない”問題を解消する「セーフモード」の基礎知識
- 第2回:実は3つもあった「Windows 11のセーフモード」 それぞれの違いは?
- 第3回:Windows 11“なぜか動かない”を解消する「オプションの選択」の簡単な開き方
「Windows」運用ノウハウ集
セーフモードを利用するには、PCを再起動し、3種類あるセーフモードのいずれかで起動する必要がある。セーフモードの入り口である「オプションの選択」画面にたどり着いたら(オプションの選択画面の開き方は第3回を参照)、以下の手順で操作をする。
- 「トラブルシューティング」をクリックする。
- 「トラブルシューティング」画面で「詳細オプション」をクリックする。
- 「詳細オプション」画面で「スタートアップ設定」をクリックする。
- 「スタートアップ設定」画面で「再起動」をクリックする。
- 再起動後、PCが再び表示するスタートアップ設定画面で、3つのセーフモードにそれぞれ対応する数字またはファンクションキーを押し、種類を選択する。
- 4またはF4:セーフモード
- 5またはF5:セーフモードとネットワーク
- 6またはF6:セーフモードとコマンドプロンプト
いずれかのセーフモードを選択すると、PCが再起動し、セーフモードに入る。3種類のセーフモードの中でも基本的な「セーフモード」「セーフモードとネットワーク」の場合、PCは最小限のグラフィカルユーザーインタフェース(GUI)を使用。画面にはWindows 11のビルド番号と共に、「セーフモード」という文字を画面の複数箇所に表示する。「セーフモードとコマンドプロンプト」の場合は、コマンド実行ツール「コマンドプロンプト」のウィンドウだけを表示する。
セーフモードでの起動が成功したら、IT管理者はPCが抱える問題の解決に向けた対策を実行する。例えば
- ドライバの更新
- 最近追加したデバイスの削除
- 最近追加したアプリケーションのアンインストール
- マルウェアのスキャン
- 以前の復元ポイントまでシステムを巻き戻す「システムの復元」
などだ。これらの対策が全て失敗した場合は、エンドユーザーがインストールしたアプリケーションや個人的なファイルを保持するかどうかを決めた上で、Windows 11を再インストールすることを考えてもよい。
PCが抱えていた問題を診断、解決した後は、IT管理者はセーフモードを終了して通常のWindows 11に戻すことができる。問題を解決できていれば、再起動後にPCはセーフモードを終了し、通常のWindows 11に自動的に戻る。セーフモードで再起動し続ける場合、IT管理者はPCの起動プロセス管理ツール「システム構成」を立ち上げ、そのウィンドウ内にある「ブート」タブをクリック。「ブートオプション」の欄中にある「セーフブート」の項目のチェックを外す。
Windows 11と「Windows 10」のセーフモードには、大きな違いはない。Windows 10のセーフモードに慣れているIT管理者は、Windows 11のセーフモードも問題なく使えると考えられる。
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