「Windows 11」への無料アップグレードは、いずれ終了する可能性がある。無料期間中にスムーズにWindows 11への移行を済ませるためには、Microsoftが無料提供する移行支援ツールが役立つ。どのようなツールなのか。
2025年10月には、MicrosoftのクライアントOS「Windows 10」のサポートが終了する。「Windows 11」への移行は不可避だ。2022年8月時点で、サポート終了まで3年以上の猶予がある。それでも移行の計画をまだ立てていないユーザーは、すぐにでも計画を立て始めるべきだ。
MicrosoftはWindows 11への無料アップグレードに期限を設けていないものの、将来的にやめる可能性を否定していない。Windows 11への無料アップグレードが可能なうちに、Windows 11への移行をスムーズに済ませたい――。こう考えるユーザーにとって、Microsoftがユーザー向けに無償提供するWindows 11への移行支援ツールが役立つ。主要な3種を紹介しよう。
「Windows 11 and Office 365 deployment lab kit」は、Windows 11のテストに使用できる無料のソフトウェア群。以下のソフトウェアの評価版を含む。
Windows ADKのアドオンである機能限定版のOS「Windows PE」(WinPE)は、「Windows」のインストールや変更といったタスクの実行を支援する。Windows 11にも利用できるものの、32bit版のWinPEは、Windows 11のインストールや変更には利用できない。
Windows 11の新機能に関する社内研修を支援するための一連のファイル群が「Windows 11 Onboarding Kit」。ワープロツール「Microsoft Word」形式やプレゼンテーションツール「Microsoft PowerPoint」形式、PDF形式のファイルで構成される。
第3回は、Windows 11への移行の効率化につながる、主要なクライアント端末管理ツールを紹介する。
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Windows 10のサポート終了が迫り、Windows 11へのアップデートを考えている組織も多いことだろう。当然、アップデートには失敗したくないはずだ。ポイントを本動画で把握して、スムーズなOS移行を実現したい。
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