どうなった「Exchange Server」の“あの脆弱性”【第5回】

発見者がExchange Server脆弱性研究をやめても「ProxyLogon」が危険なままの訳

2020年末からMicrosoftの「Exchange Server」に見つかった一連の脆弱性は、企業の脅威として消えていない。脆弱性を「時間が解決してくれる」ことはない。

 Microsoftのオンプレミス版メールサーバ「Exchange Server」の脆弱(ぜいじゃく)性を発見したセキュリティ研究者の一人は、他の仕事に軸足を移した。ただしExchange Serverのユーザー企業が攻撃を受けるリスクに“終止符”が打たれたわけではない。引き続き注意しなければいけないのは、なぜなのか。

脆弱性が「古いから」といって放置するわけにはいかない理由

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Shaun Nichols
Shaun Nichols

15年以上にわたる記者経験を持ち、まだスマートフォンがなかった時代から企業向けIT市場を取材してきた。組み込みシステム開発やスーパーコンピュータなど幅広い分野をカバー。米TechTargetの記事を執筆する傍ら、米エネルギー省(DOE)の研究所であるLawrence Berkeley National Laboratory(ローレンス・バークレー国立研究所)の出版物や企業IT情報サイト「The Register」にも寄稿している。サンフランシスコのベイエリアに住み、趣味は料理、ガーデニング、ビデオゲーム、スポーツ観戦。NFL(ナショナルフットボールリーグ)チーム「San Francisco 49ers」やMLB(メジャーリーグベースボール)チーム「San Francisco Giants」の大ファンだと自称する。

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