「ChatGPT」が引き起こすセキュリティの新たな課題【第4回】

ChatGPT規制派を黙らせる「もう後戻りできないAI依存」の現実

フィッシングなどの犯罪への悪用を指摘する声がある、「ChatGPT」をはじめとするAIチャットbot。その悪用を防ぐための技術や法律には、どこまで期待できるのか。専門家の見方は。

 人工知能(AI)ベンダーOpenAIの「ChatGPT」をはじめとするAIチャットbot(AI技術を活用したチャットbot)を、攻撃者がフィッシング(情報窃取を目的とした詐欺行為)メールの作成に悪用する恐れがある――。セキュリティベンダーSophosのプリンシパルリサーチサイエンティスト、チェスター・ウィスニエフスキー氏は、こう指摘する。

 AIチャットbotの悪用に対処するために、セキュリティ対策の技術開発や法整備が進む可能性がある。ウィスニエフスキー氏は技術開発には期待を寄せるものの、法整備の実効性には否定的な見解を示す。それはなぜなのか。同氏に考えを聞いた。

だから“ChatGPT悪用禁止法”は意味がない

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