EDI、EAI、ネットワークをAWSで刷新

「EDI終了」で露呈する連携システムの脆さ コーセーに学ぶ再構築の基準

EDIの提供終了は、データ連携システムを見直す絶好の契機だ。単なるツールの乗り換えで済ませれば、運用の属人化や災害対策の脆弱性といったリスクは残る。コーセーがシステム全体を刷新した選定基準を解説する。

 企業間取引のデジタル化が進む中、これまで利用してきたEDI(電子データ交換)サービスの提供終了に直面する企業は、どのような選択をすべきなのか。これを単なる「新しいEDIツールへの移行プロジェクト」と捉えてしまうと、大きな落とし穴にはまる可能性がある。

 企業において、EDIやEAI(企業アプリケーション統合)などのデータ連携システムは、長年の運用によって複雑化するケースが少なくない。担当者の異動や退職に伴い、運用ノウハウが属人化している場合もある。オンプレミスサーバにシステムが残っている場合、災害時の事業継続計画(BCP)における脆弱性も懸念される。

 こうした中、化粧品大手のコーセーは、利用していたEDIサービスの終了を機に、システム構成を抜本的に見直した。単なるEDIの置き換えではなく、EAIやネットワークを含む連携システム全体の刷新に踏み切ったのだ。

「単なる移行」では解決しない、データ連携システムの課題とは

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