きれいごとだけでは選ばれない

「成功事例資料」は逆効果? 購買担当者の8割が資料検索で失望するとき

AIサービスの普及によって、一般的な知識や製品情報の価値が急落している。従来の成功事例ばかりを並べた企業資料は、むしろ購買担当者の検討を妨げる恐れがある。選定の土台に乗るコンテンツとは何か。

 AI技術の発展と普及によって、ビジネスでの情報収集のプロセスは大きく変化している。マーケティング企業Bizibl Technologiesと、リサーチマーケティングサービス「リサピー」を提供するIDEATECHは、法人購入での情報活用に関する調査を共同で実施した。その結果によると、AIを利用して法人購買のための情報収集を行った担当者のうち、8割以上が「過去に読んだことのある説明が中心の資料は読む価値が下がった」と感じている。

 AIサービスを活用すれば、一般的な知識や既知の情報を短時間で整理できるようになった。それに伴い、企業が発信するコンテンツには、単なる製品情報の網羅ではなく、そこでしか得られない具体的な「経緯」や「制約」といった独自の情報が強く求められている。

 では、AIによる初期調査を終えた購買担当者は、その後に何を追加で確認して、最終的なシステム選定の段階で企業コンテンツの何を見極めようとしているのか。

AI検索後も9割超が追加の裏付け調査を実施

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