教育ITニュースフラッシュ
DeNAが作った学習アプリを導入する公立小学校とは?
ディー・エヌ・エー(DeNA)が開発した学習アプリ「アプリゼミ」を導入した公立小学校の事例から、「京」ベースのスパコン導入事例まで、注目の教育IT関連ニュースをお届けします。
教育機関のIT導入事例、教育機関向けの新製品に関するニュースを紹介する教育ITニュースフラッシュ。ソーシャルゲーム大手のディー・エヌ・エー(DeNA)が開発した学習アプリケーションの導入事例から、研究用のスーパーコンピュータ(スパコン)の導入事例まで、さまざまなニュースがありました。
公立小学校がDeNAの学習アプリを活用、機能改善にも協力
多摩市立東愛宕小学校が2014年4月から、同校の新1年生を対象に、DeNAのスマートデバイス向け通信教育アプリ「アプリゼミ」を導入する。2013年から休み時間や放課後といった授業外学習でIT活用を進めてきた同校。児童の学習履歴や課題の把握が容易なことなどを評価し、アプリゼミを採用した。当初は授業外学習で利用するが、学習内容に応じて授業時間での利用も検討する。新1年生の入学前の学習習慣付けにも活用したい考えだ。同校はアプリゼミの改善にも協力。本格導入に先立つ同年2月10日から、一部機能の評価テストを実施する(発表:DeNA<2014年2月12日>)。
天草市教育委員会、教員の情報漏えい対策を強化
熊本県天草市の小中学校42校の教職員を対象にシンクライアント環境を構築。クライアントPCにデータを残さず、ファイルサーバやWebサーバへの安全なアクセスを可能にした。教職員が自宅でも安全に仕事ができるようにするのが狙いだ。システムには、専用のUSBキーを挿すことでクライアントPCをシンクライアント化できる、サスライトの情報漏えい対策製品「SASTIK III Thin-Client Layer」を採用。インターネット接続ができない環境でも利用可能なバージョンを用意していることなどを評価した(発表:サスライト<2014年2月12日>)。
大正大学がアクティブラーニング実現目指しAVシステム導入
同大学が2013年に新築した5号館に、プロジェクターや電子黒板といった映像機器や音響機器、ネットワーク機器を導入。学生が持ち込んだノートPCの映像をプロジェクターに投影したり、電子黒板に写した資料に書き込みながらプレゼンテーションできるようにした。学生の主体的な学習や自由な議論を可能にする「アクティブラーニング」の実践が狙い。各種機器をタブレットで操作可能にし、教員が教室内を歩きながら指導するといった講義スタイルも可能にした。システム構築は東和エンジニアリングが実施(発表:東和エンジニアリング<2014年2月12日>)。
京都教育大学が仮想環境をセルフサービスで利用可能に
50台分の仮想デスクトップと100台分の仮想サーバを利用可能なセルフサービスポータルを構築した。学生や教員が、自宅などから同大学の教育・研究システムにある教材、システムなどを利用可能にするのが目的。クライアントPCやスマートデバイスからセルフサービスポータルでアクセスし、仮想環境の利用予約ができるようにした。システムには富士通の大学向けプライベートクラウド構築支援製品「UnifIDone キャンパスクラウド」を採用。同大学は、2010年にプライベートクラウドを構築するなど、システム基盤の刷新を継続している(発表:富士通<2014年2月13日>)。
信州大学が「京」ベースのスパコンを導入
毎秒約1京回の浮動小数点演算が可能な「京」の技術を応用した富士通のスパコン「FUJITSU Supercomputer PRIMEHPC FX10」1台と、富士通のPCサーバ「FUJITSU Server PRIMERGY RX200 S8」16台によるPCクラスタを導入した。同大学の長野キャンパスで構築を進めている、生活用水や工業用水の安定供給に関する研究施設で利用する。水資源の有効活用に有効とされるナノカーボン材料の解析やシミュレーションには、強力な処理性能が必要だった。システム刷新で処理能力を向上し、研究の進展を支援する(発表:信州大学、富士通<2014年2月13日>)。
ベネッセコーポレーションが会員向けにAndroidタブレット販売
幼児向けの通信教育講座「こどもちゃれんじ」の会員向けに、日本ヒューレット・パッカードが提供する7インチタブレット「HP Slate7 しまじろうモデル」を有償提供する。価格は1万9800円(税別)。本体を保護するシリコンケースや使い方に関する30日のサポートを提供し、タブレットを初めて使う幼児や保護者が安心して使えるようにする。ベネッセコーポレーションは2014年4月から、こどもちゃれんじの会員向けに、学習動画や会員向けのオンラインコミュニティーなどをそろえた無料サービス「しまじろうクラブ」を提供。しまじろうクラブを利用する端末の1つとして、HP Slate7 しまじろうモデルを用意した(発表:日本ヒューレット・パッカード<2014年2月12日>)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
新着ホワイトペーパー PR
-
事例
[日本オラクル株式会社] ピンチをチャンスに変えたEPR製品は? 先行企業の導入事例3選 -
技術文書・技術解説
[日本オラクル株式会社] 無自覚なリスク 秘伝Excelファイルが監査の壁、不正・ミスの温床となる理由 -
製品資料
[日本オラクル株式会社] 戦略的経理の第一歩 失敗のない「脱Excel」を実現する秘訣とは? -
技術文書・技術解説
[日本オラクル株式会社] いまさら聞けないオンプレERPとクラウドERPの違い 最適な製品をどう見極める? -
事例
[株式会社ビザスク] 連結売上高が約2倍に成長、富士フイルムが実践した新規事業創出の戦略とは?
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
損保ジャパンはなぜ「COBOL」を捨てなかったのか? 脱メインフレームの真相
-
2
1200万円のSaaS導入を回避 スギ薬局「運用費10万円」のAIエージェント構築術
-
3
年収700万超エンジニアに共通するスキルと「もっと勉強すべきだった分野」
-
4
なぜ「全社配布Copilot」は使われないのか? 失敗に学ぶAI定着
-
5
クラウド資格コレクターは評価されない? 年収1000万を分ける“OSの理解度”
-
6
脱VMwareか、継続か? 仮想化ソフト主要6製品の機能とスペックを徹底比較
-
7
JSONをやめてPythonで送る トークン消費を約7割抑えるAIの設計
-
8
「0.3秒のスピード顔認証」の入退室管理が社員に好評 事例に学ぶオフィス改革
-
9
「ノートPC派」は損をしている? Dellと考える“自作PC”のメリット
-
10
慶應義塾が「Notion」を選んだ理由 AI導入の盲点になる“情報のサイロ化”
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
不審メールの経路や見せ方に変化? 2026年夏の3事例から見えた動向と対処方法
-
2
DX/AI投資の壁を突破、現代の最高財務責任者が直面する課題と克服のヒント
-
3
「オンプレミス回帰」せざるを得ない“合理的な理由”
-
4
LLMが兵器化? 元FBI高官が鳴らす警鐘とセキュリティツール統合のポイント
-
5
システムの保守がモダン化を阻む? 「変えない判断」から脱却する方法とは
-
6
生成AIを開発に導入しても効果が見えない? 実証実験で分かった成果と課題
-
7
経産省DX指針から読み解く、受発注業務デジタル化ロードマップ
-
8
“あのファイル転送”で暗躍するノーウェアランサム
-
9
Microsoft 365を安全に運用 うっかりミスやサイバー攻撃に備えるデータ保護術
-
10
HDDを使わない「SSDオンリー」が無謀なのはなぜ?
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー