CIOの意識を変える9カ条
2015年、生き残りたい企業ための“ToDoリスト”
2015年、最高情報責任者(CIO)は目標を達成するためどう行動するべきか。本稿では、CIOと企業のIT部門に大きな影響があると思われる9つのヒントを紹介する。
2015年にCIOと企業のIT部門に大きな影響があると思われるトレンドを取り上げ、CIOが2015年を生き抜いて目標を達成するための9つのヒントを紹介する。
1.上層部に継続して働きかけよ
デジタルビジネスと自社にとってのビジネスチャンスを説き続けるのだ。ネガティブな話で恐縮だが、イノベーションに関するリスクとコストが話題に上ることもあるだろう。そのようなときに備えて、現実から目をそらしたアプローチがもたらすリスクと実際のコストを提示できるように準備されたい。手をこまねいている場合ではない。
2.データへの注力を継続せよ
コンテンツ、品質、構造化、非構造化。私たちの世界では、プログラムよりもデータが重視されるようになっている。
3.分析を継続せよ
特に顧客に関する分析が重要だ。マーケティング、カスタマーサービス、リスク管理、コンプライアンスのチームが、顧客について理解を深めるための支援を提供してほしい。この重要な分野において現時点でリアルタイム分析を使用していなくても、まだ間に合う。だが、無駄に時間を浪費しないように留意されたい。
4.強力なサイバーセキュリティプログラムを構築せよ
マルウェア対策だけでなく、戦略の要となる早期検出と軽減が重要だ。サイバーセキュリティは「たられば」の話ではなくなっている。「いつ」起こるかを考える必要がある。CIOが確認すべきは、イベント対応チームが最適な状態であること。それから、エスカレーションとコミュニケーションに関するポリシーと手続きが最新のもので、入念かつ繰り返し練習が行われているようにすることだ。そして社内教育が最も重要であることも忘れてはならない。
5.ガバナンス、リスク管理、コンプライアンスを強化せよ
ガバナンス、リスク管理、コンプライアンスに関する強力な文化の構築を継続する。端的にいうと、適切なことを適切な方法で行うようにすることが重要だ。「何をすべきか」「どのように行うべきか」について疑問を持った場合は、社内外のユーザーの立場に立って、もう一度考えてみると良いだろう。
6.ITを改善し続けよ
ビジネスに関する的確な理解に基づいて、ITと運用のアーキテクチャを継続して改良する。経済状況の悪化によって冗長性の多くは必然的に淘汰されている。2015年は大幅な簡略化に取り組むべき1年かもしれない。全ての物事について、なぜその作業を行っているのかを問い直してみると良いだろう。まずは顧客から始め、最終的には台帳まで対象にされたい。
7.古いやり方を見直せ
ビジネスパートナーと協力し、インターネットが普及する前に発明されたような物事について、いま一度見直し、新たなやり方を考案されたい。このようなプロジェクトの結果としてコスト削減が実現すれば、古い物事の修正に必要な投資の多くは回収することができるだろう。
8.標準化と簡略化を進めよ
標準化と簡略化が進むにつれて、多くのビジネスプロセスがコモディティ化していく可能性がある。これにより、何をSaaSへ移行できるかを見極められるだろう。
9.新しいスキルセットを持った人材を獲得せよ
デジタルビジネスと運用モデルのニーズに応じた豊富な人材の獲得を継続しよう。新しいスキルセットは必要になるものだ。そのようなスキルを持った人材の獲得と維持が行われていることは、多くの企業にとって他社に負けない差別化要因となる。
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