EMCジャパン、SMB市場向けストレージのエントリーモデルを販売開始NEWS

中堅・中小企業向け製品群のエントリーモデル「VNXeシリーズ」2機種の提供を開始。4社の販売パートナーと共に同市場におけるマーケットシェアの拡大を目指す。

2011年04月11日 15時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 EMCジャパンは4月11日、SMB市場(中堅・中小企業)向けストレージ製品群のエントリーモデルである「VNXeシリーズ」の「EMC VNXe3100」(以下、VNXe3100)、「EMC VNXe3300」(以下、VNXe3300)2機種の販売を開始した。同社の販売ディストリビュータパートナーである大塚商会、ソフトバンクBB、ダイワボウ情報システム、ネットワールドの4社から提供される。

 VNXe3100はシングルまたはデュアルの2つコントコーラー構成を選択でき、最大搭載ドライブ数が96、最大データ容量は192Tバイト(最大LUNは256)。VNXe3300はデュアルコントローラーで最大搭載ドライブ数が120、最大データ容量は240Tバイト(最大LUNは256)。VNXeシリーズではデータの重複排除や圧縮、シンプロビジョニングなどの機能を組み合わせることで、企業内に乱立するファイルサーバを集約するファイルサーバ統合や、SAN(Storage Area Network)NAS(Network Attached Storage)を集約するストレージ統合を支援する。

photo VNXe3100

 また、VNXeシリーズでは運用管理作業を簡素化できる管理ソフトウェア「EMC Unisphere」を搭載している。同社によると、EMC Unisphereを利用することで、ストレージにあまり慣れていないIT管理者でも運用・プロビジョニング(割り当て)や保護設定などを容易に実施できるという。さらに、これまで専門知識が必要だったVMware、Hyper-V、Microsoft Exchangeなど、アプリケーションごとのウィザードを提供し、その設定作業を簡素化できるとしている。VNXe3100の販売価格は、99万7500円から(税込み:シングルコントローラー、300Gバイト SASドライブ6本搭載の場合)。

関連ホワイトペーパー

EMC | ストレージ | 運用管理 | SMB | NAS | サーバ | Exchange | Hyper-V | プロビジョニング | SAN | VMware


ITmedia マーケティング新着記事

news058.jpg

アドビ、Adobe Firefly機能搭載の「Adobe Express」モバイル版アプリを一般提供
アドビは、生成AI「Adobe Firefly」の機能を利用できる「Adobe Express」モバイル版アプ...

news141.jpg

2度あることは3度あった GoogleのサードパーティーCookie廃止再延期にアドテク各社がコメント
Googleは2024年末までに完了する予定だったWebブラウザ「Chrome」でのサードパーティーCo...

news148.jpg

天候と位置情報を活用 ルグランとジオロジックが新たな広告サービスを共同開発
ルグランとジオロジックが新たな「天気連動型広告」を共同開発した。ルグランが気象デー...