2011年07月01日 09時00分 UPDATE
特集/連載

OSSクラウド基盤 OpenStackの全て【第5回】OpenStack、商用への品質強化と“Everything as a Service”の方向へ

2011年4月に開催されたデザインサミットのトピックを中心に紹介する。技術的なトピックでは、必要な機能を全てサービス化するEverything as a Service、商用品質に向けた強化で幾つかの方向が示された。

[伊藤雅典,NTTデータ]

 連載第4回「OpenStack実用化への勢い 〜NASAは開発から使う立場へシフト」では、2011年4月末に実施されたOpenStackデザインサミットのトピックを中心に、コミュニティーの動向とOpenStackプロジェクトの今後について紹介した。今回の第5回では、同デザインサミットで報告された技術的なトピックについて紹介する。

技術トピック

今後の全体的な方向性

 今回のデザインサミットで明確になった全体的な方向性は、以下の2点にまとめられる。

1.Everything as a Service

 OpenStackは、もともとスケーラビリティを意識したモジュラーで疎結合な構造となっている。これをさらに推し進め、例えば仮想化ネットワーク基盤のようなクラウド(IaaS)を支える機能をプラグイン可能な構造とし、サービスとして組み合わせることで、OpenStackを中心としたエコシステムを豊かにしていくことを狙っている。さらには、Amazon Web Services(AWS)に続々追加されてきたPaaSレイヤーも含めた機能群に習い、ニーズの高い周辺機能から順次追加していく方針だ。

2.商用品質に向けた強化

 一言で品質強化と言っても、個々のコンポーネントの高可用化、構造の見直し、テストコードの基準の明確化、テスト環境の統一などさまざまな側面がある。今回は、ここに列挙したほぼ全てのトピックでセッションがあった。以下、サービスとして追加の提案がなされている機能について紹介する。

関連ホワイトペーパー

コミュニティー | API | RDBMS | 仮想化 | OSS


この記事を読んだ人にお薦めのホワイトペーパー

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

Loading

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news070.jpg

朝日広告社、クラウドソーシングを活用した動画サービスを提供開始
朝日広告社は、クラウドソーシングを活用した動画サービス「ASAKO VIDEO CROWD」の提供を...

news067.jpg

IMJ、チャットbotとの会話で応募・当選通知まで行えるキャンページの提供開始
アイ・エム・ジェイは、チャットbotを利用して、LINEのトーク画面上で告知から応募、当選...

news013.jpg

VRが創造する「あり得ない体験」で広告はもっと楽しくなれる
VRのマーケティング活用例を知る企画の後編。「非日常体験(シミュレーション)型」「イ...