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Infoblox、オープンソースのSDNソフトウェアスイッチ「LINCX」を無料公開
Infobloxは2014年6月12日、SDNを実現するオープンソースのソフトウェアスイッチ「LINCX」の提供を開始した。
ネットワーク管理サービスを提供するInfobloxは2014年6月12日、オープンソースのソフトウェアスイッチ「LINCX」を提供開始した。ネットワーク制御技術「OpenFlow」関連のオープンソースコミュニティーである「FlowForwarding.org」のサイトから無料でダウンロードできる。
プログラム可能なSDNスイッチ
LINCXはフレーム転送などを行うデータプレーンを構成するソフトウェアスイッチだ。市販の物理サーバまたは仮想サーバにインストールすることで動作し、OpenFlowの規格に基づいてプログラミングできる(FlowForwarding.orgのサイトではLINCXがプリインストールされたノーブランドのサーバを300ドルで購入することも可能)。また、ネットワークの経路制御などを担うコントロールプレーンを構成する「Loom」を提供する。従来、物理的なネットワーク機器として実現されてきたスイッチやルータ、ファイアウォール、ロードバランサ、WAN最適化といった機能をソフトウェアで再現し、リモートでコントロールできるようにする。
InfobloxはDDI(DNS、DHCP、IPアドレス管理)と呼ばれるネットワーク制御の分野において、全世界で45%と圧倒的なシェアを持つ企業である。だがLINCXは同社の製品としてではなく、あくまでオープンソースコミュニティーへの貢献を目的とし、開発したという。また同社では、ネットワークの複雑性を分析するアプリケーション「Tapestry」も、同じくFlowForwarding.orgを通じて公開している。開発を指揮した同社の創業者兼最高技術責任者(CTO)のスチュワート・ベイリー氏は「われわれはオープソースのコミュニティーに力を入れてきた。LINCXは、顧客やコミュニティーが(SDNがもたらす)変化の本質を理解するための投資だ」と語る。
ビジネスの観点で見たとき、SDNはどのような価値をもたらすのか。IoT(モノのインターネット)の時代、 医療機関などが、ネットワークにつながった無数のセンサーを生かしたサービスを提供する際に直面する課題を、どう解決できるのか。ビッグデータがますます重要視され、あらゆる企業で「Apache Hadoop」のようなデータ分析システムの必要性が高まる中、膨大なデータをどうやって効率的に処理していくのか。こうした問いの答えを探るべく、InfobloxはLINCXを使ってSDNの有用性を実証していく狙いだ。
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