「Windows 10」移行の再検討を
「Windows XP」をいまだに使っているユーザー、セキュリティ確保の“正しい道”は?
サポートが終了した「Windows XP」搭載クライアントPCを社内で使用している企業は少なくない。非公式な方法でセキュリティパッチを受ける方法はあるが、第1に考えるべきはアップグレードだ。
企業がいまだに「Windows XP」を使い続けているというのは、危うい行為に思えるかもしれない。だが実際、多くの企業がまだこの古いOSを使用している。Windows XP搭載マシンが存在すること自体が十分に良くないことだが、さらに悪いのは、そうしたWindows XP搭載マシンの多くが最新のパッチを適用していないことだ。
Windows XPはサポート切れのOSであり、MicrosoftはもはやWindows XP向けのパッチを提供していない。パッチ未適用のクライアントPCをネットワークに接続し、必要なセキュリティアップデートを適用しないまま使い続ければ、ハッカーやマルウェアの入り口になりかねない。ある方法を用いれば、IT管理者はWindows XP搭載クライアントPCへのパッチの適用を2019年まで続け、セキュリティを確保することが可能なのだが、お勧めはしない。
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Windows XPからWindows 10への移行について
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「Windows 10」へ移行するか、しないか
Windows XPには、「Windows Embedded POSReady 2009」という派生OSがある。「Windows XP Service Pack 3」をベースとする、クレジットカード読み取り機などのPOS端末向けのOSだ。IT管理者はWindows XPのレジストリに簡単な変更を加えるだけで、Windows XPをWindows Embedded POSReady 2009として認識させ、セキュリティアップデートの適用を継続することができるとされている。
正式な方法ではない
このハックがうまくいくのは32bit版Windows XPだけだ。64bit版Windows XPでアップデートを入手するためのハック方法もないわけではないが、通常のWindows XPシステムでテストされたものではないのでリスキーだ。Microsoftはどちらのハックについても、Windows XPのパッチを継続的に入手するための正式な方法とは認めていない。
まだWindows XPを使用しているIT部門にとっては、他にも、アプリケーション仮想化やWebベースのアプリケーション、Sphere 3DのWindowsコンテナ技術「Glassware 2.0」などのサードパーティー製品に頼るなどの選択肢がある。
どの選択肢を選ぶにせよ、IT管理者に必要なのは、ネットワークからWindows XPを一掃するための計画の策定だ。あるいは少なくとも、まだWindows XPを実行しているマシンには、強力なマルウェア対策やデータ損失防止、プロアクティブなログアラートツールなど、業界のさまざまなベストプラクティスを適用することが重要となる。Windows XPを使い続けることに伴うセキュリティ問題を無視すれば、いざ、セキュリティインシデントやセキュリティ侵害が発生したときに責任を問われるのはIT管理者だ。
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