2018年06月05日 05時00分 公開
特集/連載

ハイパーコンバージドインフラ(HCI)導入事例VMware環境からScale Computingの「HC3」へ移行 米損保が決断した理由 (1/2)

米国のある損害保険会社は、VMware製品群や複数のストレージシステムで構築していた自社インフラを、Scale ComputingのHCI製品「HC3」に置き換えた。その理由と、刷新の効果とは。

[John Moore,TechTarget]
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 保険会社のデジタルトランスフォーメーション(DX:ITによるビジネス変革)には、ビッグデータからモノのインターネット(IoT)まで、さまざまなテクノロジーが関わる可能性がある。損害査定プロセスには、ドローン(小型無人飛行機)さえも利用され始めている。

 このような進化を支えるのが、保険会社のITインフラだ。アイダホ州ポカテッロに拠点を置く損害保険会社Farm Bureau Mutual Insurance Company of Idaho(以下、Idaho Farm Bureau Insurance)は最近、インフラを見直し、統合型インフラ製品のハイパーコンバージドインフラ(HCI)を導入した。

 TechTargetは2018年初頭、このプロジェクトについて同社情報システム部門のディレクターを務めるアダム・ウォルドロン氏にインタビューした。

インフラへのニーズの高まりで刷新を検討

 Idaho Farm Bureau Insuranceでは、IT需要の増加に社内インフラが追い付いていなかった。特に新しい仮想マシンを稼働するためのメモリが足りないことが問題だった。同社はVMwareの仮想化製品群を運用し、一部は7年近く利用してきたIBM製ハードウェアに配置していた。「新しいハードウェアに移行する必要があった」とウォルドロン氏は言う。

 ディザスタリカバリー(DR:災害復旧)コストの検討も必要だった。

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