プロ向けiPadに標準搭載か
Appleがスタイラスペン「iPen」と「iPad Pro」開発? 可能性を読み解く
最新特許によると、米Appleはスタイラスの開発を検討しているようだ。プロ向けとうわさの「iPad Pro」にはペン型装置が付属すると考えられている。ジョブズ氏はスタイラスに否定的だった。正式発表はいつになるのだろうか。
米国特許商標庁(USPTO)がこのほど認めた特許から判断すると、米Appleはスタイラスペンの開発を続けているもようだ。このペンは方位センサーを内蔵し、ユーザーに、より直感的な操作性を提供することができる。同社は、iOS向けスタイラスの開発を示唆する特許を20件近く保有している。スタイラペンは、開発がうわさされるプロフェッショナル向けタブレット「iPad Pro」に搭載されると考えられている。
タッチ重視のAppleとペン重視のSamsung
「iPen」というコンセプト自体は決して新しいものではない。実際、うわさや特許をたどれば2012年までさかのぼれる。ただ、最近の情報からは、ビジネスユーザーをターゲットにした、12.9インチiPadとともに登場することが示唆されている。複数のiOSデバイスでiPenが利用できるのか、あるいはうわさされるビジネス向けiPad専用なのかは、明らかにされていない。
Appleはこれまで、iPadでのタッチによる操作性を重視し、スタイラス対応に重きを置いてこなかった。その一方で、競合の韓国Samsungは、「GALAXY Note」シリーズやタブレット製品に「S Pen」を付属し、スタイラスペンの利用を積極的に進めている。
iPenの詳細
iPenは単なるスタイラスではなさそうだ。Appleの特許説明が現実になれば、アプリのスクロールやズームイン/アウトなど、さまざまなジェスチャに対応する。絵を描いたり、アプリを使ったり、ゲームをプレイしたりする際に、触感的なフィードバックが得られる仕組みとなる。また、筆圧やペンの角度を感知し、利用者はペンの動きや線の太さを調節できる。
故スティーブ・ジョブズ氏がスタイラスペンを嫌っていたのは明らかだった。ただ、Appleはただのそっけない、昔ながらのスタイラスを設計しているわけではない。複数の特許からは、同社がよりリアルな使用感のスタイラスを開発しようとしていることが読み取れる。「Gesture and Touch Input Detection Through Force Sensing」(感圧によるジェスチャおよびタッチ入力の検出)と題された最新の特許は、将来のiPadにおいて、iPenの圧力や位置、動作に連動したジェスチャやタッチ入力が実現する可能性を示唆している。
iPenおよび12.9インチiPadは、2014年中に発表されるとの臆測が流れているが、正式発表の時期やタイミングは不明だ。
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