ビジネス向け機能が大幅強化
「Windows 10」、知らないとちょっと恥ずかしい新機能10選(3/3 ページ)
Windowsストア
Windowsストアの新機能によって、企業がWindowsストアのポータルにアクセスできるようになった。ポータルでは、IT管理者が業務アプリを閲覧して、まとめてダウンロードすることが可能だ。その際、IT部門は特定の社員にアプリを割り振ることができる(関連記事:)。
企業はWindowsストアに社員用のセクションを作成することも可能だ。そのため、社員は、企業のIT部門が承認したアプリを閲覧してダウンロードできる。
「これはAppleが行っていることをそのまま取り入れている便利な新機能だ。この新機能のおかげで、WindowsストアとiOSのアプリストアの使用感がほぼ同じになっている。多くの企業はAppleの『App Store』でiOSアプリを管理することに慣れている」(モンテロス氏)
ユニバーサルWindowsアプリ
Windows 10では、開発者はPCとモバイル端末のどちらにも対応した単一のアプリを開発できる上、そのアプリはどんなサイズの画面でも動作する。つまり、異なるフォームファクター用のカスタムコードを作成するという負担が軽減されている。また、この機能はWindows 8でも利用可能で、Windows 10に引き継がれたものだ(関連記事:「Windows 10 Mobile」でスマホOSの地殻変動が起きるこれだけの理由)。
この機能の発想は、Windows搭載PC向けのアプリケーションを作成している開発者が、同じアプリをWindows搭載モバイル端末向けにも簡単にカスタマイズできるようにすることである。この考え方は、自社アプリを持っている企業や組織にも当てはまる。
Microsoft Edge
Microsoftは「Internet Explorer」の後継として、多くのハッキング対策を目的とする新機能を備えた「Microsoft Edge」をリリースしている。
Edgeはより強力なセキュリティプロトコルを使用しているため、ユーザーは意図しているサイトにアクセスしていることが保証される。見掛けは銀行のサイトでも実際は異なるような偽のWebページにアクセスすることはない。また、「Microsoft SmartScreen」はページのバックグラウンド処理やサイトの評価を確認することで、ユーザーをフィッシング攻撃から保護している。Microsoftによれば、この機能は悪意のあるソフトウェアを知らないうちにダウンロードすることも防ぐ役割も果たすという。
「セキュリティが実際に何かを置き換えるのかは判別しづらい。そのため、セキュリティの定量化は難しい。Edgeのセキュリティ強化はプラス要素だが、そのセキュリティが既存のセキュリティソリューションのどの部分と置き換わるのかを理解しておく必要がある」(モンテロス氏)
Edgeはハッキングへの抵抗力を高めることを念頭に設計されているとMicrosoftは発表している。バイナリの拡張機能はコードとデータをもたらすため、ブラウザの拡張機能によってブラウザは脆弱な状態になる可能性がある。拡張機能に問題があると、ブラウザに大きな影響を及ぼす。Edgeの拡張モデルでは、ブラウザと拡張機能との間で共有するデータとコードの数がこれまでより少なくなっている。html◇5の豊富な機能により、特定の拡張機能が必要となる機会は大幅に減ったとMicrosoftは指摘している。
スタートメニュー
Windows 8でスタートメニューを撤廃したところ、ユーザーの反応はすこぶる悪かった。その結果、Microsoftは、Windows 10で新しいユーザーインタフェースを導入する必要に迫られた。Windows 10ではスタートメニューが復活し、Windows 10の外観はWindows 7に近いものになっている(関連記事:「Windows 10」で実は一番注目を集める「スタートメニュー」、どこが新しい?)。
「ユーザーもスタートメニューの復活を評価している。ユーザーの要望をかなえたことから分かるように、Microsoftがユーザーの声に耳を傾けているのは紛れもない事実だ」(モンテロス氏)
外観がほぼ同じということで、IT部門がユーザーに新しいインタフェースの使い方を説明する必要はない。
スタートメニューはWindows 7のものからブラッシュアップされているだけではなく、新機能や使いやすい検索オプションも加わっている。また、Microsoftのデジタルアシスタントである「Cortana」や使用頻度の高いアプリケーションが追加され、手軽に利用できるようになっている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
「Excel至上主義」の終わらせ方 丸2日の手作業地獄から情シスと現場を救うには
-
2
取手市がVDIと決別した理由 更改費用「4倍超」を約1.7倍に圧縮
-
3
「Microsoft 365のセキュリティ運用」に関するアンケート
-
4
急増する「AIはこう言ってる」マン 判断を狂わせる「AI忖度」を防ぐには?
-
5
221人調査で分かった「情シス最大のストレス」は?
-
6
「Salesforceのテスト自動化ツール」に関するアンケート
-
7
IT製品の導入に関するアンケート「サーバ&ストレージ」編
-
8
「データストレージの活用方法」に関するアンケート
-
9
「AI時代の統合基盤・エンタープライズAI管理」に関するアンケート
-
10
自宅のWi-Fiが「遅い」「途切れる」本当の原因は? Dellが推奨する鉄則
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
年収2000万「クラウドセキュリティのプロ」になれる資格とは
-
2
セキュリティソフトをすり抜ける標的型攻撃メール、不審メールの見破り方とは?
-
3
Windows Updateの通信集中で回線が逼迫、ネットワーク刷新事例に学ぶ解決策
-
4
財務を戦略的組織へ進化させるAI活用術、4つの主要な障壁と解消方法
-
5
「NAS」「SAN」「DAS」は何が違う? いまさら聞けないストレージの基礎
-
6
“あのファイル転送”で暗躍するノーウェアランサム
-
7
標的型攻撃メールを見破るには? サンプル文面を例に傾向を解説
-
8
商用利用の安全性を確保し大量のコンテンツを高速で生成する、AI活用の秘訣
-
9
マンガで解説、1日で生成AI環境を構築できるワークショップの中身とは?
-
10
Dark AIが台頭する時代の新発想、「より高度なAIで対抗する」具体的方法とは?
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー