Microsoftの“逆襲”が本格化
iPad派も認めざるを得ない「Surface」大躍進、新製品で加速か
スマートデバイス市場で長らく、米Apple、米Googleの2大巨頭に押され気味だった米Microsoft。同社は「Surface」シリーズを核に、ここにきて急速に存在感を示し始めた。
米調査会社Strategy Analyticsによれば、2015年第2四半期のビジネス向けタブレットの出荷は、前四半期比で増加している。タブレットの出荷数は米Microsoftの「Surface」シリーズの好調な売り上げに支えられ、2%増加して1960万ユニットであった。
Surfaceが大躍進
米Googleの「Android」はビジネス向けのタブレットで主流のモバイルOSであり、2015年第2四半期では市場の52%を占めた。米Appleの「iOS」搭載タブレット、つまり「iPad」シリーズの割合は38%だった。
Microsoftはタブレットの10%を占め、ビジネスタブレットの出荷シェアの観点からすると、初めて2桁をマークした。Surfaceの出荷数は、2015年第1四半期から42%の増加となり、この目覚しい躍進に貢献した。
「第2四半期では多くの企業が大規模な投資、つまりタブレットやスマートフォンの新たな導入をためらった。AppleやMicrosoftなど企業に人気のベンダーから、新しい端末の発表が近いうちにありそうだったからだ」。Strategy Analyticsのモバイルワークフォースストラテジーリサーチのディレクターである、フィル・ホッホムート氏はこう語る。
ホッホムート氏は、「将来は、キオスクやPOS(販売時点情報管理)といった単一目的用の端末と同様に、特定の従業員のグループに対するノートPCの代替として、企業はタブレットの展開を続けるだろう」と予測する。
最近では、Appleは12.9インチの「iPad Pro」を公開。Microsoftは「Surface Pro 4」と、よりノートPCらしい使い方ができる2-in-1端末(タブレットとしてもノートPCとしても使える端末)である「Surface Book」を発表するなど、企業が待ちに待っていた発表が続いている。
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