「Windows Update for Business」を再確認
Windows 10のアップデート新機能「WUB」の謎を解く(1/2 ページ)
Windows 10のアップデート間隔を管理可能にする「Windows Update for Business」。2015年11月の大型アップデートで搭載されたこの新機能をあらためて確認しよう。
米Microsoftの「Windows 10」を導入したIT部門は、新機能「Windows Update for Business」(WUB)を使うことで、デバイスを常に最新のリリースと機能を搭載した状態に保つことができるようになる。
WUBは、2015年11月提供のWindows 10初の大規模アップデート「November Update」に搭載された。これまで詳細が明かされなかったWUBについて、あらためて整理していこう。
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謎のWUB
Microsoftは2015年5月、Windows 10のアップデートを支援する新たなクラウドサービスとしてWUBを発表した。同社によればWUBは、一般ユーザー向けの自動更新機能「Windows Update」よりも柔軟な方法で、デバイスを最新の状態に保てるよう支援する機能だ。
同年7月にMicrosoftはWindows 10をリリースしたものの、WUBとは何であり、どのように機能し、いつから利用できるかといった詳細は、長らく発表してこなかった。WUBの本質やユーザー企業に及ぶ影響をめぐっては、Microsoftから具体的な情報が出ないまま、疑問や臆測ばかりが飛び交ってきた。
WUBを利用すると、IT管理者はクライアントPCを“配信リング”と呼ばれるグループに分け、どのリングに先にアップデートを適用するかを管理できる。更新の適用には猶予期間を設けており、IT管理者はアップデートのタイミングをコントロールできる。ピアツーピア配信機能も用意しており、支店や営業所など回線の速度が限られた環境にあるWindows 10デバイスの更新に役立つ。また運用管理システム「System Center Configuration Manager」(SCCM)やモバイル管理サービス群「Enterprise Mobility Suite」(EMS)といった既存の管理ツールと連係する。
WUBについて理解する鍵は、Microsoftが「Windows as a Service」(WaaS)と呼ぶ配信モデルを理解することにある。WaaSが意味しているのは、「Windows 10以降、Microsoftは機能のアップデートをより頻繁に提供していく」ということだ。同社は1年に2、3回の更新を目指している。
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