Microsoftは移行を発表
Microsoft Teamsの通話機能に不安な人々 Skype for Businessの代わりになる?(2/2 ページ)
オンプレミスの重要性
TeamsはOffice 365において今後、中核的な通信クライアントになるが、Microsoftはオンプレミスシステムを廃止するわけではない。Microsoftは2018年末までにSkype for Business Serverのアップデート版をリリースすると最近発表した。このアップデート版は、「Skype for Business Server 2019」と呼ばれるが、これで最後の製品になるということは恐らくないとコーイマン氏は言う。
「これが最後のSkype for Business Serverになることはないとあえて言っておきます」と彼は言い、続けて、「何千万ものSkype for Businessユーザーがオンプレミス環境にあります。これらのユーザーがクラウドへ移行するまでには長い時間を要します。少なくともあと10数年はSkype for Business Serverのサポートを継続します」
Microsoft IgniteでのSkype for Businessトラブルシューティングセッションは大盛況だった。使用された会議室は、他の会議屋と比べれば小さかったとはいえ、ユニファイドコミュニケーション製品にまつわる問題を解決したいSkype for Businessユーザーが入りきらないほど一杯だった。
このセッションでは、ディスカッションをするグループを幾つかに分けて、デプロイメントや企業からの意見、Microsoft Teamsへの移行などのテーマで討議した。Teamsのディスカッションにおいて、ITプロフェッショナルのほとんどがオンプレミスのSkype for Businessシステムを利用するが、ハイブリッド環境にする選択肢も検討すると言った。
既存ユーザーは時間をかけた移行を希望
Skype for Businessについての知識を有し、MicrosoftからMVP(Most Valuable Professional)と認定されているマシュー・ランディス氏によると、Microsoftからのメッセージは次のようなものだ。「Teamsを発表しましたが、この製品を良いと判断し、導入の準備が整ってから利用してください」
フレズノパシフィック大学では、現在Teamsを利用しているのはIT部門だけだ。このサービスを好むIT担当者もいる一方で、作成されるチーム数が多くなりすぎてワークフローを混乱させる場合があるとジョーンズ氏は言う。しかし、管理者ツールを使うとチームの作成を管理できる。
Teamsの電話会議用コンポーネントは、混乱を来すこともあるとBuckmanのマクレンドン氏は言う。現在、Skype for Businessは電話会議機能をサポートしているが、Teamsの電話会議サポート機能は幾分不十分だ。例えば、Teamsを用いた電話会議はダイヤルイン番号(一般的な電話番号)に十分に対応していない。Microsoftがこれらの問題を解決したときに、BuckmanはTeamsサービスの導入を開始できるだろう。
「しかし、自社の環境にこのサービスを展開する最善の方法が分からず導入作業は混乱の連続です」とマクレンドン氏は言う。
ジョーンズ氏は続けて「私たち自身が、『Teams』をいつか使うかということですが、私たちの疑問が全て解消されれば、おそらく10年後には、というところでしょうか。今は、ハイブリッドを検討し、ハイブリッドがうまくいくか見守ることになるでしょう。しかし、疑問の幾つかが解決するまでは、多くのスタッフにTeamsを推奨する大きなプランは予定していません」
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