レーダー画像をAIがチェック

地盤沈下する日本の道路を守る切り札はAI

老朽化した地下インフラを地下レーダーでチェックしている川崎地質の悩みは、目視によるレーダー画像の解析には限界があることだった。しかし、AIの導入も容易ではなかった。

 日本の広大で複雑な(かつ実に不可解なことが多い)道路網の下には、同じく広大な下水道管網が広がっている。だが日本は地震多発地域にある。その上、戦後の高度経済成長期に敷設された地下インフラは今や老朽化し、劣化している。そのため地盤沈下や陥没穴が大事故の主な原因になりつつある。

 日本の国土交通省によると、2015年には全国3300カ所で道路陥没が発生したという。一例を挙げると、2016年11月に福岡県で大陥没事故が発生し、大都市中心部の交差点が数日にわたって通行止めになった。

地中レーダーで空洞を特定

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Alex Scroxton
Alex Scroxton

米TechTargetの電子週刊誌『Computer Weekly』でセキュリティ分野の記事編集を手掛ける。同社の電子月刊誌『MicroScope』で記者を務めた後、2014年5月からComputer Weeklyの編集に従事。2003年、サセックス大学(University of Sussex)で社会人類学の学士号を取得している。

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