職務分掌の設計が重要

無思慮なS/4HANA移行で発生するセキュリティリスク

SAP ERPの導入時にありがちなのが「誰が何をできるのか」を十分に考慮して実装しないことだという。S/4HANA移行が本格化しつつある今、再び同じミスを繰り返してはならない。

 「SAP ECC」(ERP Central Component)から「S/4HANA」への移行を考えているSAPユーザーは、「セキュリティを最初に確保しておかない」という過去の過ちを繰り返さないよう注意が必要だ。これはTurnkey Consultingが発行した「SAP Security Research Report」の要点だ。この論旨にそれほどの驚きはない。

 同社の創設者兼マネージングディレクターを務めるリチャード・ハント氏は、この報告書を踏まえてSAPのユーザー組織に専門家として助言している。

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