コンテナネットワークの基礎知識【第3回】

「コンテナ」の商用利用で考慮すべき5つのポイントとは?

コンテナを商用利用する際は、大量のコンテナを効率的に運用する必要があります。大規模運用の際、どのような点を考慮すべきなのでしょうか。

 第2回「いまさら聞けない『Docker』とは? コンテナネットワークを知る基礎知識」では、コンテナ管理ツール「Docker」やコンテナネットワークの基礎を解説しました。コンテナは可搬性(ポータビリティ)の高さをはじめ、仮想マシンと比較してアプリケーションの実行環境を構築する上でメリットになる点が幾つかあります。しかしコンテナ実行環境が大規模になると運用管理作業の負荷が高まり、「Kubernetes」のようなコンテナオーケストレーターを使用する必要性が生じます。本稿では商用環境など大規模にコンテナを運用する際にどのような課題が生まれるのか、どのような点を考慮すべきなのかを解説します。

 コンテナの利用は、Dockerの登場によって開発者の間で急速に広まりました。開発環境では単一ホストのコンテナ制御で十分ですが、商用環境で必要とされる可用性を確保するには、複数ホストのコンテナ制御が求められ、ホストのクラスタリングが必要になります。この際、新たに考慮すべき点が現れます。主要な5つの考慮点を紹介します。

考慮点1.コンテナスケジューリング

 クラスタ化したコンテナホストに対して、コンテナをどのように配置するかは重要です。クラスタリソースを効率的に利用する、特定のホストにひも付けて配置する、特定のコンテナ同士を同一ホストに配置するなど、さまざまな配置の要求が出てきます。

考慮点2.データの永続化

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コンテナネットワークの基礎知識

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