「Microsoft Teams」を生かし切る8つの使い方【前編】
「Teams」を単なるWeb会議やチャットの手段だと考えていないか?
「Microsoft Teams」を単なるビジネスチャットツールやWeb会議ツールだとして活用していてはもったいない。Teamsはコラボレーションに役立つ豊富な機能を備えているからだ。
Microsoftのユニファイドコミュニケーション(UC)ツール「Microsoft Teams」は、コラボレーションに役立つ幅広い機能を提供する。単なるビジネスチャットツールやWeb会議ツールにとどまらないTeamsの使い方を理解すれば、Teamsはさまざまな仕事のハブになり得る。本連載は、同社のメモツール「OneNote」との連携から、「外部アクセス」「ゲストアクセス」といった機能の活用まで、生産性向上に役立つTeamsの活用法を紹介する。
Teamsはサブスクリプション形式のオフィススイート「Microsoft 365」のバンドルの一部として利用することも、単体ツールとして使うこともできる。Teamsユーザーは、一般的にはビジネスチャット機能やWeb会議機能を主に利用する。そのためMicrosoftがTeamsに詰め込んだ他の機能は置き去りにされてしまっている。
ユーザーがTeamsを最大限に活用するためには、本連載が紹介する8つの使い方を検討すべきだ。
1.ツール間連携による会議の効率化
会議は従業員にとって重要な仕事だ。会議では参加者がこなすべき作業が発生することもある。Teamsユーザーは会議の効率を高めるために、Teamsを使った会議の標準を確立した方がよい。
Teamsは、OneNoteの機能を使って議事録を取る、タスク管理ツール「Microsoft Planner」の機能を使ってグループ内の個々のメンバーに仕事を割り当てるなど、ツール間の連携により会議効率の向上を支援する。Teamsと他のツールを連携させれば、1カ所でドキュメントなどのファイルを参照できるメリットがある。
2.コンプライアンスとセキュリティ対策の徹底
医療や金融といった分野の企業は、特定の法制度を順守する必要がある。クレジットカード業界の情報セキュリティ基準「PCI DSS」(Payment Card Industry Data Security Standard)、医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律「HIPAA」、欧州連合(EU)の一般データ保護規則「GDPR」などだ。
Teamsは、セキュリティ担当者が定めたポリシーを確実に適用できるようにしている。そのために役立つのが、Microsoftが事前に定義したポリシー集の「ポリシーパッケージ」だ。セキュリティ担当者はポリシーパッケージを活用して、メールやWeb会議などに関して従業員に適用するセキュリティポリシーを簡単に設定できる。これはコンプライアンス(法令順守)の一助となる。
次回は言語の違いによるコミュニケーションのハードル解消やファイル共有、社外の人とのコラボレーションに役立つTeamsの使い方を紹介する。
TechTargetジャパン「読者ライター」募集のお知らせ
IT製品選定に関する記事をご執筆いただく「読者ライター」を募集します。記事を通じて皆さまの経験やノウハウを共有してみませんか? 応募はこちらから↓
https://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/2009/25/news11.html
TechTarget発 先取りITトレンド
米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
TechTarget発 先取りITトレンド
米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。
この記事の著者
関連記事
新着ホワイトペーパー PR
-
製品資料
[オーティファイ株式会社] AIでコーディングは加速したのにテストはそのまま? いまQAに必要な進化とは -
事例
[オーティファイ株式会社] QAで開発サイクルを遅延させない 8社の事例に学ぶ「テスト工程」の課題解決策 -
製品資料
[株式会社ガラパゴス] 「AIっぽい広告」の山に埋もれさせない AIマーケで着実に成果をだす秘訣とは? -
製品資料
[株式会社ガラパゴス] 「広告投資」調査レポート2026:勝ち組企業は何に投資しているのか? -
製品資料
[株式会社Helpfeel] 「問い合わせの渋滞」を解消、情シスの負担を軽減する“次世代型AI”活用方法
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
「Copilot」はなぜ放置される? “議事録要約止まり”を脱する処方箋
-
2
脱VMwareの前提が崩れる BroadcomのVDDK公開停止で確認すべき点
-
3
「企業内サーバ環境の利用実態」に関するアンケート
-
4
「AI活用を前提とした業務PCへの移行」に関するアンケート
-
5
9割が頓挫する「AI内製化」 差がついたのはツールより設計力
-
6
MS月例パッチが1000件突破 人手不足の情シスを襲う「月1回メンテ」の崩壊
-
7
技術力だけでは「上に行けない」 シヤチハタCDOが語る、情シスが次の役割をつかむ条件
-
8
「データストレージの活用方法」に関するアンケート
-
9
AIエージェントはどう作る? まず押さえておきたい重要技術
-
10
「VMware離れ」は本当か 3000社がVCF 9にかじを切った現実的な理由
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
マンガで解説:「ゼロトラスト」「SASE」の必要性とメリット
-
2
5回聞くだけじゃ足りない? トヨタ式「なぜなぜ分析」の正しい実践方法
-
3
インシデント対応工数を約3割削減、東京ガスの事例に学ぶ監視体制刷新のコツ
-
4
AIエージェントで多様な日常業務を効率化するための入門ガイド
-
5
JR西日本ITソリューションズが「監視業務の属人化」を解消した方法とは?
-
6
国税庁の次世代基幹システム「KSK2」稼働開始に向けて、対応すべき変更点とは?
-
7
5分で分かる「セキュア大容量ファイル転送サービス」の機能とメリット
-
8
ドラマで分かる、標的型攻撃メールの被害を受ける企業と回避できる企業の分岐点
-
9
少額減価償却資産が40万円未満へ拡大、令和8年度税制改正で押さえるべき変更点
-
10
「脱Excel」か「Excel快適化」か? 現場にやさしい業務改善の進め方
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー