2020年07月03日 05時00分 公開
特集/連載

「Zoom」から「Teams」にすぐ乗り換えたくなるシンプルな理由コストと機能で比較する

外出制限下で急速に普及した「Zoom」などのWeb会議ツール。一時的ではなく継続的な活用を考えると、Zoomを利用中の企業でも「Microsoft Teams」への乗り換えが魅力的に映る場合がある。どのような場合なのか。

[Andrew Froehlich,TechTarget]

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行を抑制するための外出制限は、Zoom Video CommunicationsのWeb会議ツール「Zoom」の活用を一気に広めた側面がある。Zoomの無料プランは参加者3人以上の会議が40分で自動終了するという制限があり、企業は本格導入する場合、一般的に有料プランを契約する。

 Web会議ツールの分野でZoomが注目を集めた理由は主に2つある。一つは、ミーティングの設定、参加、運営が簡単であること。もう一つの理由は料金体系がシンプルで比較的安価であることだ。

 経済活動の再開が始まり、従業員がオフィスに戻り始めると「このままZoomの利用料金を払い続けるのか、それとも長期的な利用に適した別のツールに乗り換えるのか」という決断をしなければならなくなる。Microsoftのユニファイドコミュニケーションツール「Microsoft Teams」をZoomと比較して、Microsoft TeamsがZoomの代替ツールとして最適だと考える企業も少なくない。

ZoomからMicrosoft Teamsへの移行で得られるメリット

 Zoomなど他の競合ツールとは異なり、Microsoft Teamsはオフィススイート「Microsoft Office」のサブスクリプションサービス「Microsoft 365」に含まれている。メールサービスやMicrosoft Officeアプリケーションを利用するためにMicrosoft 365のサブスクリプションを購入済みの企業は、Microsoft Teamsに移行すれば余分なコストをかけずに済むだろう。

 Microsoft Teamsは、善かれ悪しかれZoomより機能が豊富だ。Microsoft TeamsはWeb会議だけでなく、ビジネスチャットや音声通話、在席状況確認、ファイル共有といった多様な機能を利用でき、Microsoftやサードパーティーのビジネスアプリケーションとの連携もできる。機能が豊富なのは良いことだが、システムの管理とユーザーエクスペリエンス(UX:ユーザー経験価値)が複雑になるマイナス面もある。それでもMicrosoft Teamsを採用すればZoomの代わりを十二分に果たすことができる上に、新たに発生する料金はわずか、またはゼロで済む可能性がある。

TechTarget発 先取りITトレンド

米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。

ITmedia マーケティング新着記事

news148.jpg

生活者視点から見たDX 受容層43.1%、拒否層12.5%――日本IBM調査
「IBM Future Design Lab.」の調査によると今後、DXの波は産業の場から生活の場へと拡張...

news146.jpg

マーケティングオートメーション(MA)を導入しない理由1位は4年連続で「高いから」――Mtame調査
2017年から続く「マーケティングオートメーション意識調査」の2020年版の結果です。

news045.jpg

「ファッションテック」から「3密回避」まで データによる価値創造と課題解決の考え方
気象データを活用してファッションコーデを提案するサービスをデジタルエージェンシーの...