「RDP」を安全に利用する【前編】

「Remote Desktop Protocol」(RDP)を危険にする脅威とは?

「Windows」の標準機能「リモートデスクトッププロトコル」(RDP)利用時のセキュリティ確保は、新型コロナウイルス感染症対策でテレワークが続く間は特に重要だ。どのような攻撃に気を付ける必要があるのか。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策として在宅勤務などのテレワークを実現する動きが広がる中、企業はネットワークの見直しを急ぐ必要に迫られた。「従業員が自宅から、社内LANにある業務システムにアクセスできるようにする」という課題を初めて背負った企業もあれば、リモートアクセスの急増への対処を強いられた企業もある。

 「Windows」が標準機能として搭載する「Remote Desktop Protocol」(RDP:リモートデスクトッププロトコル)は、PCへのリモートアクセスを実現する。これによりIT管理者がサーバをリモート操作したり、従業員が社内LANにログインしてメールやファイルを閲覧したりできるようになる。

 適切なセキュリティ対策を講じなければ、RDPは攻撃者がネットワークに足掛かりを築いたり、権限を昇格させたり、ランサムウェアを仕込んだり、機密情報を盗んだりするための入り口になりかねない。前後編にわたり、RDPにつきまとうセキュリティ問題と、RDPによるリモートアクセスを保護するためのベストプラクティスを紹介する。

RDP使用時に注意すべき“あの脅威”とは

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