AIによるソフトウェア開発【後編】

AIによるプログラミングの限界と想定される危険性

GPT-3がプログラムコードを生成するのは可能かもしれないが、それは完璧なものだろうか。そうした懐疑論者もソフトウェア開発にAIを応用する可能性は認めている。だが、別の危険性も内包しているという。

 前編( Computer Weekly日本語版 10月21日号 掲載)では、OpenAIのGPT-3の影響とAIによるコード生成の可能性を検討した。

 後編では、ソフトウェア開発におけるAIの適用分野とその可能性を紹介する。

コード生成の限界

 だが、DeepCodeのCEO兼共同設立者のボリス・パスカレフ氏は次のように話す。「コンパイラやコード分析は完璧とはとても言えない。結局、こうしたツールは特定言語の設計の一部として、さらにはこうしたシステムを構築する設計者や開発者の知識の一部として生まれる具体的な問題点を見つけて防ぐように設計、構築されているにすぎない」

 パスカレフ氏によると、ソフトウェア開発に存在する重要なバグや問題点は、ソフトウェア開発者が使うプログラミング言語の複雑さや曖昧さに関連しているという。そうした微妙な差異をカバーするのがコードコンパイラや既存のコード分析ツールだ。「AIとグローバル開発のコミュニティーは、世界中の開発者が既に解決した数億のバグを自動的に学習し、開発者が同じ問題やよく似た問題に陥りそうになったときに、それを警告して防ぐことを考えている」とパスカレフ氏は述べる。

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Cliff Saran
Cliff Saran

最先端の研究開発からシステム管理の課題、レガシーシステムの保守・運用まで、幅広い分野で記事を執筆。ブログ「Cliff Saran’s Enterprise blog」を更新し、激変するIT市場を独自の視点で分析している。

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